こま技成功基準
全日本こま技選手権大会成功基準(2026年1月版)
・全ての技は、各技の成功基準を満たした後、手のひらの上、もしくはひもの上で5カウント数えて、成功とする。
・特に指定のない場合、全ての技は「空中手のせ」もしくは「ひもかけ」から始めるものとし、地面を介さないこと。
【初段】
・的入れ[まといれ]
地面に置かれた直径15cmの的の中に直接こまを投げ入れる
こまは立った状態で投げること
・つばめ返し
外投げしたこまを直接投げ手で受け取る
・ひばり返し
外投げしたこまを直接補助手で受け取る
・フォークボール
こまを頭の上から投げて(オーバースロー)回す技。
胴で着地し、壁などに当たって回った場合はNGとする。
ひもは逆回りに巻いて、こまを投げるときは、手首を内側にひねりながら投げる。
手裏剣投げは不可。
・お手玉
空中手のせをしてから、こまを右手↔左手間と移動させる技。
5回以上。
こまの移動のときに、こまは投げて移動させること。
【二段】
・同時2個まわし
こまを地面で同時に2個回す技。投げ方は問わない。
胴で着地し、壁などに当たって回った場合はNGとする。
・スタンダップ
空中手のせのあと、45度以上傾けたこまをまっすぐに立たせる技。
空中手のせのときにこまが傾いていない場合は、傾けてから再度まっすぐに立たせる。
・リフティング
空中手のせの途中、こまを手に乗せる前に、サッカーのリフティングの要領で足で1回以上跳ね上げてから手の上に乗せる技。
投げてから⼿に乗るまでに、脚以外の部分に触れないこと。
・つなわたり
両手の間にひもを渡し、こまをつたわせて反対の手まで移動させる技。
ひもの長さは肩幅以上。
投げ手、補助手のどちらから始めても良い。
途中で紐からこまが離れた場合、失敗となる。
・ひものせ
90度ほど傾いて回ったこまを、体の正面でひもの上に乗せる技。
こまは下に向かって投げ、地面に当たる前に引き上げる。
片手で紐を束ねてはならない。
【三段】
・ゆびのせ
90度ほど傾いて回ったこまを、まっすぐ伸ばした指の上に直接乗せる
こまは下に向かって投げ、地面に当たる前に引き上げる。
指はどの指でもOK。
・ツイスト往復
手のひらにこまを乗せたまま、腕をひねって頭の上やわきの下を通す技。
片道行って3カウント数えてから逆回りで戻す。
・腰かけ
90度ほど傾いて回ったこまを、腰の後ろに張ったひもの上に直接乗せる技。
・つなわたり往復
つなわたり(二段)を左右1往復する。
つなわたり後、1カウント以上数えてから再びつなわたりをして、こまを最初の手に戻す。
ひもの長さは肩幅以上。スタートは投げ手、補助手のどちらでもOK。
・トランポリン(三回)
こまをトランポリンで弾むように、ピンと張ったひもで3回跳ねさせる技。
ひもの高さは目より下で、こまが跳ねる高さは頭より上であること。
ひものせからスタートし、3回跳ねたあとはひものせの状態に戻る。
ひもを1跳ねずつで持ち直す、いわば「連続ひものせ」はNGとする。
・初日の出
「つなわたり」の途中でこまを3カウント静止させる技。
静止中は、こまの高さが投げ手と補助手の間にあること。
たるませたひもにこまを乗せる「ひものせ」の状態にならないように注意。
静止したあとは、そのまま「つなわたり」を成功させること。
・大車輪
手のひらに乗せたこまにひもをかけ、水平方向に体の周りを一周以上振り回し、
元の手のひらに戻す技。
その際、ひもを片手でまとめて持たないこと(片手で振り回さない)。
【四段】
・かざぐるま
90度ほど傾いて回ったこまを、親指と人差し指をつまんだ先(谷間)に乗せる技。
こまは下に向かって投げ、地面に当たる前に引き上げ、親指と人差し指で作った輪の内側のつま先の谷間にのせる「つまみ食い」から、手のひらを上へ返す。
・股かけ
90度ほど傾いて回ったこまを、股の下に張ったひもに直接乗せる技。
ひもを張るときに、両足が地面から離れないようにする。
・燈籠
親指の腹の上でこまをまわす技。
親指へ乗せるまでの行程は問わないが、手のひら(空中手のせ)や地面を経由させないこと。
・竜巻
大車輪(三段)のあとに続けて、片手にひもを束ねて、胴の周りを1周振り回したこまを元の手に戻す技。
・なわとび(3回)
ひもに乗せたこまを跳ね上げて、こまのまわりをひもを一周させる技。
ひものせからスタートし、3回なわとびをして、ひものせの状態に戻る。
・へび(3周以上)
つばめ返しのあと、こまの心棒と、手首から腕にかけてひもを3周以上巻き、そのひもにこまをつたわせて腕の周りを振り回したあとに手のひらに戻す技。
最後はそのままつたわせて補助手に乗せても、跳ね上げていずれの手に乗せてもOK。
こま本体に紐が一周巻かれていること。
・渦潮(3セット)
空中手のせのあと、こまにひもをかけて、腕の上下を交互に小さく振り回す技。
手の下側と上側を通して1セットとし、3セット以上すること。
上下どちら側からスタートしても良い。
【五段】
・うぐいす
燈籠(四段)のあと、こまを人差し指に移動させる技。
・足かけ
90度ほど傾いて回ったこまを、足(ひざの裏ではさむ)と手で張ったひもに直接乗せる技。
ひもの準備に、補助手を使わないこと。
・耳かけ
90度ほど傾いて回ったこまを、手と耳にひっかけたひもに直接乗せる技。
ひもの準備に、補助手を使わないこと。
・はやぶさ返し
ひもをすべり落ちたこまが、ひもを登って元の手のひらに帰る、つなわたりからの発展技。
行きは大きく傾けすべり落ちるつなわたり、帰りは鯉の滝登りのようにこまの回転を使ってひもを登る。
ひもの長さは肩幅以上、投げ手は常に補助手よりも高い位置にあること。
・鯉の滝登り
こまの心棒にひもを巻きつけ、縦に張ったひもを登らせる技。
ひものせからスタートし、補助手でこまの心棒にひもを巻き付け上下に引き絞ると、こまの回転力でひもを登っていくので、上端でこまを手のひらに乗せる。
ひもの長さは腰から肩の長さ以上。
・地獄車
ひものせ(2段)からひもを束ねて、ぶらさがったこまを体の正面で縦に振り回す技。
ここでは3周以上連続で振り回してから元の形に戻してOKとする。
途中でこまがひもから離れないこと。
・燕尾返し
つばめ返しの要領でこまを投げ、背面で投げ手にこまを受け乗せる技。
・空中大車輪
空中手のせの途中、こまを手に乗せる前にそのままひもにかけて、頭上を一周させる技。
成功基準は、大車輪(三段)に準拠する。
・両手へび(5周以上)
両手首にひもを巻いて、へび(四段)をする技。
ここでは5周以上でOKとする。
・鞭(3回)
鞭のように振ったひもでこまをひっかける技。
ここでは3回以上かけてOKとする。
ひものせからスタートし、ひもを片手にまとめて輪を作り、こまを投げ上げてから、輪になったひもを振ってこまをひっかける。
輪になったひもは半周以上振り、その輪の中にこまをひっかけること。
【六段】
・かまいたち(5セット)
手のひらに乗せたこまにひもをかけ、腕の間を水平方向に振り通す技。
ここでは右手と左手の上下を入れ替えて1セットとし、5セット以上行う。
・牛若丸
頭の後ろでつなわたり往復(三段)をする技。
ひもがしっかり頭の後ろを通るように注意。
・夜叉車
ひものせをして、たばねたひもにぶら下げたこまを、体の左右を交互に連続で縦に振り回す技。
地獄車(5段)一周からスタートし、体の左右交互に回す。
ここでは5周回して元の形に戻してOKとする。
・忍者
背面で鯉の滝登り(五段)をする技。
投げ手は肩の上あたり、補助手は腰の横あたりに来るようにすること。(張ったひもが背中にかかっていること)
・同時2個空中手のせ
2個のこまを同時に投げて、空中手のせをする技。
投げ方は問わず、帰ってきたこまは左右の手でひとつずつ受け乗せる。
・ちょんがけ足抜き(5回)
ひものせ(2段)のあと投げ上げたこまの外側からひもをかけ直し、足の下をくぐらせてこすりながら跳ね上げて、再度ひもをかける動作を連続して行う技。
ここでは5回足の下をくぐらせてOKとする。
・くさりがま
手のひらに乗せたこまを投げ上げて、ひもを片手にまとめて作った輪を振り回してこまをひっかける技。
ひっかけたあとはそのまま片手で大車輪のように体のまわりを一周以上させて、手のひらの上に戻す。
ここでは頭の上でひもを振り回し、3周目以降でこまをひっかけてOKとする。ひもの輪の作り方は自由。
ひもで作った輪の中にこまをひっかけること。
・背面鞭
背中側で鞭(5段)をする技。
こまは体の正面側で投げ上げ、背中側でひもを振り、こまをひっかける。
以上